点滅する街灯

息子が週に2回、夜、近くの体育館のトレーニングルームに通っています。その送り迎えを年末から何日か繰り返していたんですが、この時期、トレーニングルームを利用する人も少なく体育館は閑散としていて、それが夜ともなると街の喧騒も聴こえず駐車場は静寂な世界に包まれています。
今夜、息子から指定された迎えの時間より少し早く着いた私は体育館の誰もいない駐車場に車を停めて待っていました。車のヘッドライトを消し、寒いとは思ったけど、少し窓を開けエンジンを止めて静寂な世界にちょっと浸りたくなって。

駐車場から体育館の玄関まで街灯が数台あって、そこだけオレンジ色がぼんやりとあったかい光を灯しています。体育館脇に植え込みがあって、その奥に子供用の遊具があります。小さなすべり台とブランコがふたつ。そこにも街灯がひとつ立っているんだけど、灯りが点いていません。でも、時々、薄ぼんやりと一度、点滅して、また消え、そしたら、今度はフラッシュライトのようにパッと明るく点滅して、また消える・・・そんなことを繰り返す街灯がひとつ。同じリズムをくりかえす点滅する街灯。

1、2、3、、、、とその点滅するまでの時間をなんとなく数えたら薄ぼんやりまで30秒。そこから、フラッシュライトの点滅まで45秒。何度数えても、同じことの繰り返し。

そこだけ異世界のよう。いや、私のいる車の中が異世界のようで、でも、静寂な中での街灯の灯りの下だけが、別の世界のよう・・・とぼんやりとそんなことを思ったら、なんだか怖くなってきたので、車のエンジンをかけて窓を閉めて音楽を聴きました。車の中があたたまった頃、息子が車に戻ってきました。リアルな世界は、そこにありました。
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te_mi

Author:te_mi


子ども達は自活。ようやく仕事に邁進しようと思った矢先に、とある出来事がきっかけでうつ病発症。人生は思い通りにいかないものです。
現在、ツレとワンコとねこさんと同居。


時々、笑い、時々、落ち込む、

そんな熟年層に入りつつある主婦のブログです。



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